外務省は国地域別在留邦人統計をもとに、邦人数の統計をもとに毎年10月1日現在の法人数50人以上の国地域を外務省のHPで公表しているが、筆者は2021年について、上位25カ国に絞って法人数の多い順にグラフ化したものである。外務省HPで在留の届に関する説明を要約すると、日本国籍者は3か月以上滞在する場合、当該国の日本大使館（領事部）、領事館に届出るように旅券法16条で定められ、その名簿により在留邦人の保護、災害時等の通知、安全の確保などを行っているのである。在留届は各種の証明にも使用される重要な書類である。現地で作成された名簿をもとに外務本省では統計を作り、その一環として邦人数の多い順に上位50カ国地域の統計をHP上で公表している。上記のグラフは筆者が2021年⒑月1日現在について25カ国地域に絞って数値データーをグラフ化したものである。外務省では都市別の統計も発表しているが、それも上位25都市に絞ってグラフ化している。いずれの場合もタイ国、バンコクは上位をしめている。在留届は提出者のプライバシーを守るため公表されないことになっている。